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「リネージュ」でレベル上げが爆速に? キャラ作成から2週間でエンドコンテンツに挑戦できる“ハイパス”を試してみた
エヌ・シー・ジャパンのMMORPG「リネージュ ~Eternal Life~」で,4月16日に行なわれた大型アップデート“激動のアデン 後編 ~激突の風~”(関連記事)が注目を集めている。
その最大の理由は,「ハイパス」(High Pass)と呼ばれる,キャラクターの高速育成システムの実装にある。このシステムを活用することで,新たにリネージュを始めたプレイヤーでも,毎日1~2時間程度のプレイを2週間も続ければ,ハイレベルの証“デスナイト”(必要レベル52)に到達できるようになったのだ。
2002年という,いわばMMORPGの黎明期からサービスが続けられている本作に対して,“レベル上げがしんどいゲーム”というイメージを持っている人は,決して少なくないはず。
これだけサービス期間の長いゲームで,本当に“快適なレベル上げ”は実現可能なのだろうか? それに,そんなに簡単にレベルが上がってしまったら,その後はどんなことをして遊べばいいのだろうか? 今回はその辺りについて現地調査を行なってみた。
ハイパスとは,モンスターから得られる経験値量をはじめ,クエスト報酬や狩り場,そして拠点エリアの導線などといったバランス全体をあらためて見直し,快適にレベル上げを行なえるようにした各種システムの総称である。育成環境の改善を目的に行われた,リニューアル,といったほうが分かりやすいかもしれない。
例えば,新たにキャラクターを作成して,拠点エリア“隠された渓谷”に降り立った直後から,ハイパスによる恩恵が受けられる。ここで受けられるチュートリアルに従ってゲームを進めていくだけで,リネージュの各種ゲームシステムや各施設がスムーズに理解できる仕組みだ。
そしてチュートリアルを終えると,“シルバーナイトタウン”から郊外に出て,モンスターとのバトルを行うことに。モンスターから得られる経験値量は多く,みるみるレベルが上がっていくのを実感できるだろう。
リネージュは,見た目こそ昔ながらの2Dタイプのグラフィックスだが,ハイパスにおけるキャラクター育成のサクサク感は,“いまどきのMMORPG”そのものといってよい。
モンスターとのバトルに慣れて,プレイヤーキャラクターのレベルが15に到達すると,今度は“デイリークエスト”に挑戦できるようになる。
このクエストは,NPCから“光る玉”を受け取った状態で,近隣にいる対象モンスターを100体倒すというシンプルな内容。単純にモンスターを繰り返し倒すだけでは,作業そのものに感じられてしまうものだが,デイリークエストという理由付けがあるとモチベーションを維持しやすいし,100体という数もボリューム的に程良い印象だ。
もちろん,モンスターのみならずクエスト報酬の経験値もウマい。このデイリークエストは1キャラクターあたり7回までしか受けられないのだが,一通りこなした頃(=毎日繰り返した場合は7日後)にはもう,キャラクターレベルが44~45程度まで上がっているはずだ。
ちなみにキャラクターレベルが10,15,20,25,30,35,40,45,52に達する度に,サブクエストも受けられる。こちらはクエストといっても,NPCと会話するだけで報酬が得られるという単純なものなので,該当レベルに達したら忘れずに受けておこう。
そしてレベルが45になると,今度は別のデイリークエストを行えるようになる。クエストの内容はそれまでのものと似ているのだが,対象モンスターが待ち受ける“暴風修練エリア”での戦闘は,だいぶ厳しいものになっているので,事前の準備は怠らないようにしたい。
なお,こちらのデイリークエストも7回まで遂行可能で,一通りこなした頃には,レベル52に到達するだろう。そう,つまりデスナイト様の誕生である。随分とあっけない説明のようにも聞こえるが,それが今のリネージュなのだ。
ちなみに,ハイパス導入以前の本作では,レベル49以降ともなると,1時間延々とモンスターを倒し続けても,次のレベルアップに必要な経験値量の「0.2%」しか得られないといったことがザラだったそうだ。そのうえデスペナルティは10%以上で,かつては「テレホタイム中に大きなラグが来たと思ったら次の瞬間死んでいた」とか,悲喜こもごものエピソードに事欠かなかったそうである……。
さて,ハイパスによって,リネージュのレベル上げが劇的に楽になったことは,ご理解いただけただろう。となると次は,「レベルを上げたあと,何をすればいいの?」という疑問が出てくるわけだが,本作はサービス期間が長いだけあって,ハイレベル向けのコンテンツもばっちり用意されている。
見方を変えると,ハイレベル向けの手ごたえのあるコンテンツが十分にそろっているからこそ,ハイパスが実装されたのだとも言えるだろう。
ということで,ここではデスナイト到達後の目標として,「ドラゴンバレーケイブ」と「クリスタルケイブ」の2種類のダンジョンを紹介したい。
ドラゴンバレーケイブは昔からあるダンジョンで,“地竜 アンタラス”のねぐらとして有名だったが,ハイパス実装と同時期にリニューアルが施されている(関連記事)。現在アンタラスは不在となっており,その代わりに最深部には,ボモスと呼ばれるドラゴンが待ち受けている。対象レベル帯はレベル52~59だ。
このダンジョンの最大の特徴は,モンスター討伐時の獲得経験値がやたらと高いこと。上記のようなデイリークエストこそないものの,それに近いハイペースで経験値稼ぎが行えるのだ。唯一,1日のうち2時間しか入場できない点に注意してほしいのだが,逆にこういった制限があったほうが,メリハリが効くし,社会人などのプレイヤーにとっては助かるかも?
一方のクリスタルケイブは,2月20日に行なわれた大型アップデート“激動のアデン 前編 ~狂乱の風~”でリニューアルされたダンジョンだ(関連記事)。内部は地下1階から2階の構成で,さらにその先はソロプレイ用の別ダンジョン「アイスクイーンの城」へと続いている。プレイヤーキャラクターの職業に関係なく,メテオストライクの魔法がアイテムで使えるなど,ソロプレイでスリリングなバトルが満喫できる。
これらのダンジョンの先にも,例えばラスボス級モンスターの“風竜 リンドビオル”(関連記事)や,オリエンタル風のアップデート“日ノ本”(関連記事)など,ハイレベル向けのコンテンツも満載。
また2013年の夏から秋にかけて,次の大型アップデートも予定されており,新たなエンドコンテンツが登場するとのこと。ハイパスでレベルを上げたあとも,楽しみはたっぷり待っているというわけだ。
リネージュのゲーム画面には,次のレベルアップに必要な経験値量のパーセンテージが「小数点第2位」まで記されている。これはつまり,高レベルになればなるほど,ここまで細かい単位にしないとプレイヤーが把握できないほど,得られる経験値量が微々たるものであったことの証明だろう。
そういった環境が当たり前だった頃のリネージュを知る人にとって,ハイパスによってもたらされた変化は,一見の価値があるだろう。
本作の開発元である韓国では,リネージュが国民的MMORPGといえるほど浸透しているが,ハイパスの実装直後に休眠プレイヤーが大勢復帰し,同時接続者数22万人という驚異的な数字を記録している。この数字はサービス開始以来最大のものとのことで,現在も「Blade&Soul―ブレイドアンドソウル―」などの最新MMORPGとトップ争いを繰り広げているというのだから驚きだ。
オンラインゲームは,プレイヤーのニーズに合わせて変化し続けるものだが,11年もの歴史を持つリネージュは,その長い歴史の分だけ,大きな変化を遂げてきたタイトルである。
ちなみに,最近のリネージュ事情に明るくない人は,ひょっとしたら気付いていないかもしれないが,2009年3月以降のビジネスモデルは,“基本プレイ無料+アイテム課金”だ。ハイパスの導入によってレベル上げが楽になっただけでなく,遊び始めるにあたってのハードルも,いつの間にかぐっと下がっていた。
そのため,例えば以前のリネージュでは遊んでいたが,当時のアカウントを忘れてしまったという人であっても,気軽に新規でアカウントを作成し,ハイパスでサクっとレベルを上げて,ハイレベル向けコンテンツを満喫できるというわけだ。それも,わずか2週間後に。
そんなこんなで,ハイパスの実装によって大きく変わったリネージュの風景を,リネージュ経験者も未経験者も,この機会に体験してみよう。きっと,長くサービスされている理由の一端が垣間見えるはずだ。
その最大の理由は,「ハイパス」(High Pass)と呼ばれる,キャラクターの高速育成システムの実装にある。このシステムを活用することで,新たにリネージュを始めたプレイヤーでも,毎日1~2時間程度のプレイを2週間も続ければ,ハイレベルの証“デスナイト”(必要レベル52)に到達できるようになったのだ。
「リネージュ ~Eternal Life~」公式サイト
2002年という,いわばMMORPGの黎明期からサービスが続けられている本作に対して,“レベル上げがしんどいゲーム”というイメージを持っている人は,決して少なくないはず。
これだけサービス期間の長いゲームで,本当に“快適なレベル上げ”は実現可能なのだろうか? それに,そんなに簡単にレベルが上がってしまったら,その後はどんなことをして遊べばいいのだろうか? 今回はその辺りについて現地調査を行なってみた。
「ハイパス」体験レポート
デイリークエストを中心に高速レベリングが本当に可能!
ハイパスとは,モンスターから得られる経験値量をはじめ,クエスト報酬や狩り場,そして拠点エリアの導線などといったバランス全体をあらためて見直し,快適にレベル上げを行なえるようにした各種システムの総称である。育成環境の改善を目的に行われた,リニューアル,といったほうが分かりやすいかもしれない。
例えば,新たにキャラクターを作成して,拠点エリア“隠された渓谷”に降り立った直後から,ハイパスによる恩恵が受けられる。ここで受けられるチュートリアルに従ってゲームを進めていくだけで,リネージュの各種ゲームシステムや各施設がスムーズに理解できる仕組みだ。
そしてチュートリアルを終えると,“シルバーナイトタウン”から郊外に出て,モンスターとのバトルを行うことに。モンスターから得られる経験値量は多く,みるみるレベルが上がっていくのを実感できるだろう。
リネージュは,見た目こそ昔ながらの2Dタイプのグラフィックスだが,ハイパスにおけるキャラクター育成のサクサク感は,“いまどきのMMORPG”そのものといってよい。
モンスターとのバトルに慣れて,プレイヤーキャラクターのレベルが15に到達すると,今度は“デイリークエスト”に挑戦できるようになる。
このクエストは,NPCから“光る玉”を受け取った状態で,近隣にいる対象モンスターを100体倒すというシンプルな内容。単純にモンスターを繰り返し倒すだけでは,作業そのものに感じられてしまうものだが,デイリークエストという理由付けがあるとモチベーションを維持しやすいし,100体という数もボリューム的に程良い印象だ。
もちろん,モンスターのみならずクエスト報酬の経験値もウマい。このデイリークエストは1キャラクターあたり7回までしか受けられないのだが,一通りこなした頃(=毎日繰り返した場合は7日後)にはもう,キャラクターレベルが44~45程度まで上がっているはずだ。
ちなみにキャラクターレベルが10,15,20,25,30,35,40,45,52に達する度に,サブクエストも受けられる。こちらはクエストといっても,NPCと会話するだけで報酬が得られるという単純なものなので,該当レベルに達したら忘れずに受けておこう。
そしてレベルが45になると,今度は別のデイリークエストを行えるようになる。クエストの内容はそれまでのものと似ているのだが,対象モンスターが待ち受ける“暴風修練エリア”での戦闘は,だいぶ厳しいものになっているので,事前の準備は怠らないようにしたい。
なお,こちらのデイリークエストも7回まで遂行可能で,一通りこなした頃には,レベル52に到達するだろう。そう,つまりデスナイト様の誕生である。随分とあっけない説明のようにも聞こえるが,それが今のリネージュなのだ。
ちなみに,ハイパス導入以前の本作では,レベル49以降ともなると,1時間延々とモンスターを倒し続けても,次のレベルアップに必要な経験値量の「0.2%」しか得られないといったことがザラだったそうだ。そのうえデスペナルティは10%以上で,かつては「テレホタイム中に大きなラグが来たと思ったら次の瞬間死んでいた」とか,悲喜こもごものエピソードに事欠かなかったそうである……。
レベルを上げたらリネージュ引退?
いやいや,それ以降もコンテンツはたっぷり
さて,ハイパスによって,リネージュのレベル上げが劇的に楽になったことは,ご理解いただけただろう。となると次は,「レベルを上げたあと,何をすればいいの?」という疑問が出てくるわけだが,本作はサービス期間が長いだけあって,ハイレベル向けのコンテンツもばっちり用意されている。
見方を変えると,ハイレベル向けの手ごたえのあるコンテンツが十分にそろっているからこそ,ハイパスが実装されたのだとも言えるだろう。
ということで,ここではデスナイト到達後の目標として,「ドラゴンバレーケイブ」と「クリスタルケイブ」の2種類のダンジョンを紹介したい。
ドラゴンバレーケイブは昔からあるダンジョンで,“地竜 アンタラス”のねぐらとして有名だったが,ハイパス実装と同時期にリニューアルが施されている(関連記事)。現在アンタラスは不在となっており,その代わりに最深部には,ボモスと呼ばれるドラゴンが待ち受けている。対象レベル帯はレベル52~59だ。
このダンジョンの最大の特徴は,モンスター討伐時の獲得経験値がやたらと高いこと。上記のようなデイリークエストこそないものの,それに近いハイペースで経験値稼ぎが行えるのだ。唯一,1日のうち2時間しか入場できない点に注意してほしいのだが,逆にこういった制限があったほうが,メリハリが効くし,社会人などのプレイヤーにとっては助かるかも?
一方のクリスタルケイブは,2月20日に行なわれた大型アップデート“激動のアデン 前編 ~狂乱の風~”でリニューアルされたダンジョンだ(関連記事)。内部は地下1階から2階の構成で,さらにその先はソロプレイ用の別ダンジョン「アイスクイーンの城」へと続いている。プレイヤーキャラクターの職業に関係なく,メテオストライクの魔法がアイテムで使えるなど,ソロプレイでスリリングなバトルが満喫できる。
これらのダンジョンの先にも,例えばラスボス級モンスターの“風竜 リンドビオル”(関連記事)や,オリエンタル風のアップデート“日ノ本”(関連記事)など,ハイレベル向けのコンテンツも満載。
また2013年の夏から秋にかけて,次の大型アップデートも予定されており,新たなエンドコンテンツが登場するとのこと。ハイパスでレベルを上げたあとも,楽しみはたっぷり待っているというわけだ。
あらゆる意味でハードルの下がった「リネージュ」
この機会に歴史あるMMORPGを体験してみては?
そういった環境が当たり前だった頃のリネージュを知る人にとって,ハイパスによってもたらされた変化は,一見の価値があるだろう。
本作の開発元である韓国では,リネージュが国民的MMORPGといえるほど浸透しているが,ハイパスの実装直後に休眠プレイヤーが大勢復帰し,同時接続者数22万人という驚異的な数字を記録している。この数字はサービス開始以来最大のものとのことで,現在も「Blade&Soul―ブレイドアンドソウル―」などの最新MMORPGとトップ争いを繰り広げているというのだから驚きだ。
オンラインゲームは,プレイヤーのニーズに合わせて変化し続けるものだが,11年もの歴史を持つリネージュは,その長い歴史の分だけ,大きな変化を遂げてきたタイトルである。
ちなみに,最近のリネージュ事情に明るくない人は,ひょっとしたら気付いていないかもしれないが,2009年3月以降のビジネスモデルは,“基本プレイ無料+アイテム課金”だ。ハイパスの導入によってレベル上げが楽になっただけでなく,遊び始めるにあたってのハードルも,いつの間にかぐっと下がっていた。
そのため,例えば以前のリネージュでは遊んでいたが,当時のアカウントを忘れてしまったという人であっても,気軽に新規でアカウントを作成し,ハイパスでサクっとレベルを上げて,ハイレベル向けコンテンツを満喫できるというわけだ。それも,わずか2週間後に。
そんなこんなで,ハイパスの実装によって大きく変わったリネージュの風景を,リネージュ経験者も未経験者も,この機会に体験してみよう。きっと,長くサービスされている理由の一端が垣間見えるはずだ。
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Tag:リネージュ RMT