オンラインアクション「真・三國無双 Online ～龍神乱舞～」（PC/PlayStation 3）で，2013年3月，大型アップデート「Revoluton 13」が実施される。アップデートは2回に分けて行われ，3月21日には「四聖獣『玄武』」をはじめ，新服飾などが登場。そして3月28日には，オリジナル新武器「龍牙鈎」が実装される。今回，それらの内容を実装に先駆けて体験してきたので，さっそく紹介していこう。

最後の四聖獣「玄武」は巨大さと隙のない遠距離攻撃が特徴

玄武を発見。遠方から見ると小山のようだ

　今回のアップデートでは，戦場「崑崙山」のミッションに第4の四聖獣「玄武」との対決が追加される。玄武の外見的な特徴は，その巨大な体躯にある。これまでに登場した四聖獣も大きなサイズが特徴の一つだったが，玄武はさらに一回りも二回りも大きい印象だ。

　玄武の攻撃で最も特徴的なのは，射程の長い遠距離攻撃である。正直，これは反則だろうと思うほど射程が長く，かつ1発あたりの被ダメージが極めて高いため，通常状態の玄武に近づくのは至難の業だ。さらに玄武の遠距離攻撃は氷属性なので，被弾すると凍結し硬直してしまうのも恐ろしいところである。
　なお無双乱舞を駆使するなどして，玄武に極めて接近したり，懐に潜り込んだりできれば遠距離攻撃は避けられる。しかしそうなると，今度は，玄武の巨体が邪魔してモーションを確認できず，玄武の近接攻撃を回避しづらくなってしまう。

玄武の遠距離攻撃をかいくぐっていると，シューティングゲームをプレイしているような気分になるかもしれない

玄武の氷属性攻撃による凍結。体力も，一撃当たっただけでここまで削られてしまった

腹の下に潜ってしまえば遠距離攻撃は当たらないが，玄武のモーションが分からなくなってしまう

味方プレイヤーが拠点の破壊に成功したので，玄武がダウン。うまく連携して，一気にダメージを与えたいところ

　したがってプレイヤーは，これまでの四聖獣戦と同様に，プレイ中に指示される拠点占拠や，特定の敵の討伐などを達成し，玄武の弱体化を図るプレイヤーと，玄武本体を攻撃するプレイヤーに分かれる必要があるだろう。

　玄武の討伐報酬として入手できる素材からは，「玄武服飾」を生産できる。玄武の甲羅を思わせる重厚な鎧と，玄武の白髭がもたらす華やかな装飾とのコントラストが，この服飾の外見上の特徴だ。また四聖獣服では唯一，装備するとキャラクターの髪型が変化するという点も，大きなポイントだろう。
　そのほか，武闘家を思わせるデザインの新服飾「闘神服」も登場する。

四聖獣服「玄武服飾」
新服飾「闘神服」

　3月21日のアップデートでは，「My庭園」を飾り付けるための「庭園家具」も登場する。プレイヤー各自のセンスを打ち出したレイアウトが可能となり，スクリーンショットの撮影もさらに楽しくなりそうだ。
　庭園家具の一つ「茶台」には，素材アイテムを使って，戦闘中などに効果を得られる各種の料理を作る機能がある。料理は自分で食べるだけでなく，ほかのプレイヤーに振舞うこともできるので，コミュケーションツールとしても活用できるだろう。

庭園家具「鈴蘭灯籠」は，夜になると光る。上手に配置して，幻想的なムードを演出したい

鳥籠の中には小鳥がおり，昼間はさえずっている

家具倉庫にて，庭園家具や植物のレイアウトを設定できる

刀身を回転させて滑空？　文字どおり旋風を巻き起こす新武器「龍牙鈎」

　3月28日に実装される新武器「龍牙鈎」は，特定の武将に紐付かない同タイトルのオリジナル武器である。通常状態では少々変わったデザインの刀剣だが，実は7つの刃がワイヤーでつながっており，刀身が伸縮するようになっている。したがってチャージ攻撃や無双乱舞も，円を描くようなモーション/エフェクトだったり，意外に射程が長かったりと，独特の印象を受ける。

「刻印・砕」のチャージ攻撃
「刻印・盾」のチャージ攻撃
「刻印・覇」のチャージ攻撃。一連のモーションの中でかなり前進するので，広範囲に攻撃できる反面，フィニッシュを敵に当てるには慣れが必要かも

「刻印・陣」のチャージ攻撃
「刻印・衛」のチャージ攻撃

「刻印・突」のチャージ攻撃

　その中でもとくに面白いのは，ジャンプチャージ攻撃だろう。この攻撃は，龍牙鈎をプロペラのように振り回しながら滑空するというもので，うまく使えば玄武を少し高いところから眺められる。もちろん攻撃なので，龍牙鈎の回転に敵を巻き込めば，ダメージを与えることも可能だ。

龍牙鈎の形状を生かした円を描くようなモーションとエフェクトが面白い

　なお，龍牙鈎の究極強化は，重手甲と同じく「減殺」となる。あらためて説明しておくと，発動中に攻撃ガードに成功すると，相手の無双ゲージを減少させ，かつノックバック状態にするという防御主体の究極強化だ。龍牙鈎独自の攻撃と組み合わせれば，これまでにない新たなスタイルの戦闘を楽しめるだろう。

真・三國無双 RMT

RMT4gamer編集しました